年金受給者でも作れるおすすめのクレジットカードと審査のコツを紹介
年金受給者や定年を迎える65歳以上のシニアの方々でも作れるクレジットカードはあるのでしょうか?退職後にもらえる年金は収入として考えて良いのだろうか?
答えは年金受給者やシニアの方でもクレジットカードは作れます。また年金は安定した収入として認められます。
クレジットカード発行には安定した収入が必要です。年金は安定した収入としてみなされているので、退職後でも支払い能力があると判断され、年金受給者でもクレジットカードを発行することが可能です。
高齢者は現金を持ち現金で支払うというイメージは今や薄くなってきています。今は高齢者でも支払いにクレジットカード決済を利用する方が増えています。
シニア向けの特典や魅力のあるクレジットカードはいくつもあります。
今記事では、年金受給者でも発行できるおすすめクレジットカードと、高齢者でも審査に通りやすくするためのコツをご紹介します。
次のようなお悩みを抱えている方はぜひチェックしてみてくださいね。
- 年金受給者でもクレジットカードは作れる?審査はどんな感じ?
- 年金受給者でも作れるクレジットカードが知りたい。楽天や三井住友カードは作れる?
- 年会費無料のクレジットカードで年金受給者OKのカードは?
それでは詳しく見ていきましょう。
Contents
- 年金受給者の方でもクレジットカードは作れる
- 年金は安定した収入として認められている
- 高齢者がクレジットカードを発行するとき年齢に制限はない
- 信用情報は審査において重要なポイント
- クレジットカードの審査に通過しやすくなるコツ
- 職業欄に年金受給者が選択できるカードを選ぶ
- キャッシング枠は0円にして申し込む
- 複数枚のクレジットカードを同時に申し込まない
- 家族カードを発行してもらう
- 年金受給者の方におすすめのクレジットカード
- 55歳以上の方がおトク!イオンカードセレクト(G.Gマーク付)
- JR線のきっぷが20%・30%割引!大人の休日倶楽部ジパングカード
- 楽天市場で3%のポイント高還元!楽天カード
- 高齢者や年金受給者の方がクレジットカードを作る時の疑問点を解決
- 年金受給者でもクレジットカードは作れるのか
- 年金受給者の在籍確認はどうなるのか
- カード利用者に何かあったとき、家族が解約することはできるのか
- クレジットカードで特典・優待を利用して豊かな日常生活
年金受給者の方でもクレジットカードは作れる
年金受給でもクレジットカードは作れる理由やポイントを解説します。
年金は安定した収入として認められている
年金は安定した収入として認められます。そのため、退職した後年金受給者となっても収入があるとみなされクレジットカードを申し込むことができます。
高齢者がクレジットカードを発行するとき年齢に制限はない
クレジットカード発行に年齢制限は特にありません。定年した60歳代や70歳代の後期高齢者でも安定した収入があればクレジットカードは作ることができます。
しかし、高齢になればなるほど審査は厳しくなります。60歳と70歳では審査の通りやすさは違いますし、80歳を超えているとクレジットカード発行は難しい場合があります。
年齢制限を設けている会社もあるので、発行するのなら早めに申し込むことをおすすめします。
信用情報は審査において重要なポイント
高齢者でも年金受給額が多い方はいらっしゃいますが、年齢や収入だけではなく信用情報も審査に大きく関わってきます。
クレジットカード会社はクレジットカード利用者の利用代金を一時肩代わりし、後から利用者に代金を支払ってもらうため、支払い能力がないと判断される方に利用してほしくはありません。
そのためクレジットカード会社は信用情報機関を利用し、申込者のクレヒス(クレジットヒストリー)を確認します。
信用情報機関にはクレジットカードの過去の利用履歴などが記録されているため、滞納していたことがあったり借入などがある場合審査に通るのは難しくなります。
また、住居形態も重要です。持ち家で住宅ローン返済済みであったり、居住年数が長いことは審査に有利に働きます。
クレジットカードの審査に通過しやすくなるコツ
高齢で、収入は年金のみで、審査に通るか不安な方もいらっしゃると思います。ここでは審査に通りやすくするためのコツをご紹介します。
職業欄に年金受給者が選択できるカードを選ぶ
クレジットカードによっては、職業欄に「年金受給者」と選択できるカードがあります。選択項目にあるということは、年金受給者でも申し込みができるということです。
ほかにも、「年金が主な収入の方」「年金による収入」といった選択項目があります。
キャッシング枠は0円にして申し込む
お金を借りることのできるキャッシングは必要時にお金を借りられるので便利ですが、貸金業法の総量規制により、お金を借りられる額は年収の3分の1までと決められています。
そのため年金受給者の方の年収や借入金があるかどうか厳しく審査されてしまいます。
後からキャッシング枠を変更できるので、申し込む際はキャッシング枠の金額は0円にして申し込むと審査が通りやすくなります。
複数枚のクレジットカードを同時に申し込まない
審査に落ちてしまうかもしれないと不安になって複数枚のクレジットカードを同時に申し込んだり、実際に落ちてしまったため時間を空けずに次のクレジットカードを申し込むということはしないでください。
信用情報機関には申し込み履歴というものが半年間残っています。そのため一度審査に落ちて次のクレジットカードを申し込んでも、落ちたという事実がわかりますし、短期間で申し込みしていることもわかってしまいます。
高齢者の方でクレジットカードを申し込む場合は、高齢者向けのクレジットカードを選んで、1枚目2枚目と申し込まないようにしてください。
家族カードを発行してもらう
クレヒスに問題がある方はもちろん審査に通りにくいケースは多いですが、クレヒスがないことも審査に通りにくくなる要因でもあります。
高齢であるのにクレジットカードを発行したことがない方など、クレヒスがまっさらな状態のことをスーパーホワイトといいます。
スーパーホワイトの方が申し込むと、過去に利用履歴がないのは信用情報に問題があってしばらくの間クレジットカードを発行することができなかったのではないかと思われてしまう場合があります。
家族カードなら、既にクレジットカードを発行できている方から申し込みを受けるので、クレヒスのない方は家族カードを検討してみてはいかがでしょうか。
参考:クレジットヒストリーが私たちの生活に与える影響とは?対策と秘訣を伝授!|りそなグループ
年金受給者の方におすすめのクレジットカード
ここでは、年金受給者の方でも申し込みやすいクレジットカード審査甘いをご紹介します。それぞれの魅力をお伝えしますので、ぜひ検討してみてください。
55歳以上の方がおトク!イオンカードセレクト(G.Gマーク付)
- 年会費:無料
- 国際ブランド:VISA,Master Card, JCB
- 付帯保険:クレジットカード盗難保障
- セキュリティ:不正防止モニタリング
イオンカードセレクト(G.Gマーク付き)は、イオングループをよく利用するシニア向けのクレジットカードです。
G.Gカードは、55歳以上の方がおトクになるクレジットカードで、毎月15日の「G.G感謝デー」にお買い物代金が5%OFFになります。
ほかにも、映画チケットが割引で購入できたり、旅行特典や優待施設があります。娯楽も楽しみたい、お得にお出かけしたい方におすすめです。
また不正防止モニタリングや、カード盗難保障もついています。カードの不正利用の被害にあわないための機能が備わっているので、セキュリティもしっかりしており、高齢者でも安心してご利用いただけます。
JR線のきっぷが20%・30%割引!大人の休日倶楽部ジパングカード
- 年会費:個人年会費4,364円 夫婦年会費7,458円
- 国際ブランド:VISA,Master Card, JCB
- 付帯保険:旅行損害保険
- セキュリティ:不正利用などの補償
シニア向け、国内旅行をおトクに楽しみたい方におすすめのクレジットカードです。
男性65歳以上、女性60歳以上の方が対象に申し込むことができるカードで、年会費はかかりますが、1回の旅行で年会費以上の割引を受けられることもあります。
JR東日本線・JR北海道線のきっぷが何回でも30%割引や、日本全国のJR線のきっぷも20回まで20%・30%割引、さらに大人の休日倶楽部パスを使えばJR東日本やJR北海道のフリーエリアが乗り放題のきっぷが購入できます。
旅行がお好きな方や、これから楽しみたいという方々におすすめの1枚です。
楽天市場で3%のポイント高還元!楽天カード
- 年会費:無料
- 国際ブランド:VISA,Master Card, JCB,AMEX
- 付帯保険:海外旅行損害保険
- セキュリティ:ICチップ搭載 不正検知システム
みなさまご存じの楽天カードは、利用者数の多い人気のクレジットカードです。楽天市場でネットショッピングを利用する方なら楽天カードは必携の1枚と言えるでしょう。高齢者や年金受給者でも審査に通る可能性が高く、申し込みやすいクレジットカードとなっています。
楽天市場や楽天トラベルなど楽天関連のサービスを利用する方はポイントが貯まりやすく、100円につき1ポイント貯まります。
ポイント利用できる場所も豊富にあるので、お友達との食事でポイントを貯めたり使用することができます。
高齢者や年金受給者の方がクレジットカードを作る時の疑問点を解決
高齢者や年金受給者の方がクレジットカードを作りたいと思った時によく出てくる疑問を解説します。
年金受給者でもクレジットカードは作れるのか
可能です。しかし年金受給者の年収は低いとされており、審査に通りにくい傾向があるため、シニア向けのクレジットカードを選んで申し込むことをおすすめします。
年金受給者の在籍確認はどうなるのか
年金受給者であると証明できるもの(年金通知か証書の写し)で確認できれば申し込めるクレジットカード会社もあります。
また、電話連絡でご自宅等に確認の電話がくる場合もあります。
カード利用者に何かあったとき、家族が解約することはできるのか
クレジットカードの契約または解約は原則利用者本人となっています。しかしカード利用者が認知症になった、病気になった、死亡したなどの理由から家族が解約の手続きを行うことは可能なこともあります。
カード裏面にあるカスタマーセンターや、クレジットカード会社に連絡をして確認をしてください。
クレジットカードで特典・優待を利用して豊かな日常生活
年金受給者でもクレジットカードを作ることは可能だということがご理解いただけたでしょうか。「年金」も年収として認められているので、高齢になってからでも審査に通る可能性は十分にあります。
高齢だし、審査に通るか心配という方もいらっしゃると思いますが、年金受給者でも作ることができるクレジットカードはいくつもあります。
審査に通りやすくなるコツや注意点を守り、シニア向けのクレジットカードを選んでみましょう。
【審査に通りやすくなるコツをおさらい】
- 年金受給者が職業欄で選択できるカードを選ぶ
- キャッシング枠は0円にして申し込む
- 複数枚のクレジットカードを同時に申し込まない
- 家族カードを発行してもらう
年金受給者だからと諦める必要はありません。クレジットカードには優待が豊富であったり、魅力的な特典も多く備わっています。
さらにシニア限定の特典を利用すれば、これからのお買い物や旅行がもっとお得に楽しむことができるはずです。
これからの人生を多いに楽しむために、クレジットカード発行を検討してみてはいかがでしょうか。”